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芸能・エンタメ

暴力団のニュースで話題 「地下格闘技」って一体ナンだ?

2013.09.07(土)


巨額の資金が… という噂の真実は?

 先日、高校生が暴行された報復に、男性を集団で暴行したとして、警視庁が指定暴力団山口組系関係者5人と17~19歳の少年5人を傷害容疑で逮捕するという事件があった。  

 この事件、まず気になるのが暴力団と少年らのつながりだが、彼らは「知り合いの地下格闘技の選手を通じ、暴力団関係者に報復を依頼した」と供述しているという。そもそも、この「地下格闘技」とは何なのか?

 K-1、DREAM、パンクラスなど、日本を発祥とする総合格闘技団体はいくつかあるが、地下格闘技はこれらとはまた別の団体である。
 だが、これといって明確な基準があるわけでなく、一般的には「腕っ節に自信のあるアウトローたちの喧嘩大会」といったイメージが強いだろう(同様のイベントとして前田日明が立ち上げた「THE OUTSIDER」があるが、これについては前田本人が「地下格闘技ではない」としている)。集まる選手は基本的にプロの格闘家ではなく、ストリートファイトなどで場数を踏んで来た不良たちなどが大半だ。この「誰でも参加できる」というところが、地下格闘技の大きな特徴であり魅力であると言える。

 現在は東京を中心に各地で興行を行う「K」、関西の「T」、名古屋を主戦場とする「C」など全国に展開する地下格闘技。これらの団体が徐々に勢力を強める一方、イベントの性質上「暴力団と深いつながりがある」「巨額の資金が暴力団に流れている」などの噂があるのも事実。そのへんの事情を、格闘技に詳しいある人物(W氏=仮名)に聞いてみた。

不祥事は選手個人の”つながり”の問題?

「組関係の人たちと直接的に関係がある団体もあるといえばありますけどね。いまは暴排法の影響もあるし、比較的大きなところはシロと見ていいんじゃないですかね? 巨額の売り上げっていっても、イベントで動く金はたかが知れてますよ。いまは格闘技ブームも下火ですし、チケット代は選手がノルマを持つんです。誰々は何枚売る、と行った具合に。だから極端な話、対戦カードが多ければ多いほど出場選手も増えるので、主催者側は潤うんですよ。選手たちは強さとプライドのために出場するから、ファイトマネーは微々たる額。あとは、レンタルショップに置いてあるDVDの売り上げがいくらか。そんな感じなので、赤字とは言わなくてもうなる程の大金が出る、なんて事もないでしょうね」(W氏)

 記事冒頭の恐喝事件についてどう解釈しているのか。

「腕に自信のある不良が集まれば、組関係と繋がりのある奴も出てきます。今回の事件は、イベントの主催者側というより選手個人の不祥事じゃないですかね。ただ、自分の知る限りではヤクザ関係より、なにかと話題をふりまいている〝半グレ〟集団と深い関係を持つ選手のほうが多かったですよ。とはいえ、大半の選手は純粋に強さを求めて出場している。何日も前から身体を絞って、練習してね。迫力でいえばプロの試合と大差ないですし、一回観に行けば地下格闘技の魅力にハマると思います」(前述=W氏)

 選手たちの想いを無下にしないためにも、このような事件は今後起きて欲しくないものである。

(文・編集部)写真:123RF

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