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    実話BUNKA超タブー2019年12月号

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    実話BUNKAタブー2020年1月号

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芸能・エンタメ 2018.08.29(水)

さくらももこさんのご冥福をお祈りします:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載222

 


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第222回 さくらももこさんのご冥福をお祈りします

 著名人の訃報が続く今日この頃。津川雅彦さんや菅井きんさんが亡くなったのもショックだったけど、さくらももこさんの急逝には、特に衝撃を受けたわ。53歳。あまりにも突然かつ早すぎる……。

 アニメの『ちびまる子ちゃん』が放送開始されたのは、アタシが高校三年生のとき。登場人物の言動に、ナレーターがツッコミを入れまくるという形式が面白く、一時期かなりハマったわ。受験生だったアタシにとって、『ちびまる子ちゃん』と『サザエさん』は、数少ない楽しみの一つだったの……。
 そして数年後、無事大学生になったアタシは、彼女のエッセイや大人向け?の漫画も読むようになったんだけど、その狂気さえ感じさせるシュールさと毒っ気と面白さにびっくり。ゲラゲラ笑いつつ、『ちびまる子ちゃん』とのギャップにクラクラしたわ(『ちびまる子ちゃん』も子ども向けのわりに、結構毒が効いてたけど)。

 それにしても、さくらももこという人はすごかったんだなあ、とあらためて思うわ。アニメの『ちびまる子ちゃん』が1992年にいったん放送を終えたのは(1995年から第2期開始)、「どんな作品でも良い状態で続けられる寿命は3年」というさくらももこの考えによるものだったらしいし、一時期、ブームの過熱を警戒して、キャラクターの商品化を断ったりもしていたそう。また、アニメが始まった当初は、漫画の連載をしながら、アニメ版の脚本も手掛けていたというし、そのクールな判断力とこだわりとパワー、ハンパない……。親友の賀来千賀子のお兄さんをさくらプロダクションにスカウトする際、「私が死んでも、印税や遺作フェアがあるので、会社は細々とでも運営していけます」と言った、というエピソードもしびれる。
 あと、現時点ではいつから闘病生活を送っていたのか明らかにされていないけど、病気を抱えていることを長年伏せ続けてこられた点や、亡くなったことが2週間経ってから公にされた点にも、彼女の強い意思を感じるわ。

 近年、エッセイに書かれた内容が「金持ちをひけらかしている」「庶民のささやかな幸せを描く作家だったのに、すっかり変わってしまった」といった批判を受けていたけど、もしかしたらご本人は「あの世にお金は持っていけないし、今のうちにやりたいことを全部やっておこう」という思いで生きていらっしゃたのかもしれないわね……。
 いずれにせよ、さくらももこ先生、アタシたちをたくさん楽しませてくださって、本当にありがとうございました!

<水曜連載>

おすすめコミックス:ちびしかくちゃん 1/さくらももこ(りぼんマスコットコミックス・集英社)
https://books.rakuten.co.jp/rb/15097912/

【エスムラルダ:プロフィール】

えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

エスムラルダ

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(コピペして検索窓に)

おすすめ書籍:「同性パートナーシップ証明、はじまりました。渋谷区・世田谷区の成立物語と手続きの方法」エスムラルダ、KIRA著(ポット出版)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13507222/


 



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